先日、エアコンクリーニングを行い、猛暑の中でも、室内で快適に過ごすことができています。
エアコン内部の白カビ・黒カビを目の当たりにして、このカビ胞子をたっぷり含んだ空気を何も知らずに吸いまくっていたという事実に、未だに衝撃的でした。
うちで使用しているのは、ダイキンエアコンのS22NTES-Wという機種名です。
冷房機能の性質上、エアコン内部に水滴がつくのは仕方がないとして、今後どうしたら、エアコンのカビ発生を防ぐことができるのかを調べてみました。
なお、ベアーズのエアコンクリーニング を利用したときの記事はこちらです。
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ベアーズのエアコンクリーニングを利用してみた|メリット・デメリット・注意点
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この記事で分かること
- エアコンのカビ発生を防ぐ方法 (乾燥!)
- 冷房ではなくドライ運転 (除湿)でも効果があるのか
- エアコンを乾燥させるタイミング
エアコンクリーニング代金
初めに、ベアーズのエアコンクリーニング でかかった料金をご紹介します。
- エアコンクリーニング (お掃除機能なし)……13,200円
- 防カビコート……5,500円
- 駐車場代……2,000円
現在の住まいに入居して5年間まったくエアコンクリーニングをやったことがなかったので、5年分の金額と思えば高いこともありません。
でも、これを毎年、捻出できるかと言えばそんなことはないですよね。
エアコンクリーニングの作業をやってくれた方は、防カビコートをすれば、カビの発生を抑えられるとは仰っていました。
とはいえ、防カビコートはカビを殺すわけではなく、発生しにくくするものなので100%発生しないとは言い切れません。
とにもかくにも、毎年20,000円を捻出しなくて済む方法を調べました。
エアコン内部のカビ発生を防ぐ方法
エアコンの冷房運転をすることで、エアコン内部に水滴がつきます。
その水滴は大部分は室外機へつながるホースを通じて、外へ排出されますが、エアコン内部にも水滴のまま残ります。
その水滴が空気中のカビと埃と良い感じでミックスされると、カビになります (大雑把に説明しました)。
ダイキンエアコンのウェブサイトには、「内部クリーン運転」をすることで、エアコン内部を乾燥させて、カビの発生を抑えてくれるとあります。
冷房や除湿 (ドライ) 運転の後に、送風や暖房運転を行います。(約80~120分)
換気・空気のお悩み解決~住宅編~ > エアコンのカビ臭をなんとかしたい
単にエアコンの前面カバーを開放するだけでは、内部は乾燥できないことが分かりました。
内部クリーン以外にも、単に「送風」や「暖房」でも内部を乾燥させることができます。ただし、夏場の「暖房」は地獄になりますので、ご注意ください。
ドライ運転 (除湿) じゃダメなのか
内部クリーンや送風で乾燥できるのは分かったけれど、ドライ運転じゃダメなのでしょうか。
ドライ運転については、うちのエアコン機種であるS22NTES-W(C)の取扱説明書によると、以下のように説明があります。
ドライ運転は、弱めの冷房運転と停止を適切に制御して湿気を取ります。
ドライといっても、室内の空気をドライにするのであって、エアコン内部をドライにするわけではありません。
その証拠に、ドライ運転を24時間以上行った後に、フィンの部分にティッシュを当ててみました。
上記の動画より、ティッシュに水滴がたっぷりつくのがお分かりいただけると思います。
つまり、ドライ運転 (除湿) でも、エアコン内部に水分が溜まります。
エアコン内部を乾燥させるには、ドライ運転 (除湿) では意味がありません。
エアコン内部を乾燥させるタイミング
年々暑くなっている夏場、冷房もしくはドライ (除湿) を停止させ、内部クリーンもしくは送風をさせるのは、なかなか難しいものがありますよね。
とはいえ、冷房もしくはドライ (除湿) を連日運転させていると、前述したようにカビ発生のリスクがあります。
そこで、どのタイミングでエアコン内部を乾燥させるべきかですが、それは、外出時です。
夜、寝ているタイミングでもありかもしれませんが、寝苦しい夜になるかもしれませんね。
エアコンのカビ発生を防ぐ唯一の方法・まとめ
当記事では、エアコンのカビ発生を防ぐ方法をご紹介しました。
- エアコンのカビ発生を防ぐには、内部クリーン (または送風や暖房)
- ドライ (除湿) では、内部は乾燥しない
- カビが発生しなければ、決して安くないエアコンクリーニングを毎年行わなくてOK
冷房よりは、ドライの方が電気代が安いということを知って、ずっとドライでも快適に過ごせそうだと思っていました。
ドライには、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があります。
前者は湿度を下げ、冷えた空気を送り、後者は湿度を下げつつ、温めた空気を送ります (室温を下げない)。
冷房を使用していたときの設定温度は、29度か30度でした (それより下げると足元が冷えるためです)。高めの設定温度なら、むしろドライでよいのでは?と思い立ったものの、ドライでも結局は水滴がエアコン内部にたまり、乾燥が必要ということが分かりました。
約20,000円の出費を抑えるためには、エアコンをこまめにメンテナンスすることが重要なようです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。快適なエアコンライフの一助になっていれば嬉しいです。