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家事代行

家事代行サービスのスタッフと直接契約?メリットとデメリット・リスク

色々な家事代行サービスを利用して、複数のスタッフさんを経験すると、相性がぴったりの方が突然現れることがあります。

そんなときにふと頭をよぎるのが、「直接契約した方がオトクなんじゃ?」という考えです。

私も、「前回の〇〇さんは可もなく不可もなくといった感じで微妙だったけど、今回の△△さんは、「プロ中のプロ!もう逃がさない!」なんて思うこともあります。

家事代行サービス会社を通さずに、スタッフと直接契約するとどうなるのでしょうか。

当記事で分かること

  • 家事代行サービスのスタッフと直接契約するメリット
  • 家事代行サービスのスタッフと直接契約するデメリット・リスク
  • 少しでも利用料金を安くするコツ

家事代行サービスの直接契約はオススメしない

先に、結論をお話すると、家事代行サービスの直接契約はオススメしません。

直接契約したときのメリットとして、以下の2つが考えられるでしょう。

メリット

  • 料金を安く設定できる (間に運営会社が入らないから)
  • 予約をスピーディにできる (直接やり取りするから)

やはり、何と言っても、直接契約するメリットといえば「料金を安く設定できること」です。

間に運営会社が入らないために、運営会社のマージン分をカットできるからですね。利用者は安く利用でき、スタッフは高い料金をもらうことが可能になります。

とはいえ、オススメしないのは、こういった上記のメリットを上回る、リスクがあるためです。

直接契約したときのリスク

直接契約したときのリスクとは何でしょう。

具体的にいうと、「アカウント停止」と「違約金」というリスクです。

マッチング型の家事代行サービスである、CaSy (カジー) とタスカジを例に、利用規約を見ていきましょう。

家事代行サービスには、大きく分けて、マッチング型と派遣型があります。
マッチング型……運営会社のプラットフォーム上で、依頼者とスタッフが勝手にマッチングできる。予約までの時間がスピーディ
派遣型……運営会社が間に入って、依頼者の要望に合わせて手動でスタッフを選定。時間がかかるが、人手が入る分安心感あり

家事代行サービスの利用規約

まず、CaSy (カジー) の利用規約は以下です。

違約金については触れられていませんが、サービス停止・アカウント停止となることが分かります。

つまり、発覚したら、二度とCaSy (カジー) を利用することができなくなります。

CaSy (カジー) の利用規約 (抜粋)

  • 会員はスタッフに対し、弊社の承諾なしに直接家事代行サービスの提供を依頼することはできない
  • 会員はスタッフに対し、弊社以外の家事代行サービスを紹介することはできない
  • 上記に違反したことが発覚した場合、本サービスの停止、会員登録を抹消できる

もう1社見てみましょう。

タスカジの利用規約は以下の通りです。

こちらはCaSyよりも厳しくなっており、利用者とスタッフ双方が30万円の違約金を科せられることが分かります。

タスカジの利用規約 (抜粋)

  • (利用者向け) 契約期間のみならず、契約期間後も、スタッフに対し、直接家事代行業務の提供を依頼できない。発覚したら違約金30万円
  • (スタッフ向け) 契約期間のみならず、契約期間後も、利用者に対し、直接家事代行業務の提供を依頼できない。発覚したら違約金30万円
トリ子ちゃん
30万円は大きい!しかも利用者・スタッフ双方から

家事代行サービスを直接契約したときのデメリット

リスクについては、「アカウント停止」「違約金」であると上記でお伝えしました。

では、家事代行サービスを直接契約した場合、どんなことがデメリットになるのでしょう。

  • 個人間ですべて対応 (契約書・決済方法・損害保険・苦情)

具体例を挙げます。

間に運営会社が入っていたのが、全く関与しなくなるということは、利用者とスタッフの二者間ですべてを対応する必要性が出てきます。

また、間に会社が入りませんので、常に直接コミュニケーションをする必要が出てきます。

予約の面では早くていいかもしれませんが、二人の関係性が万一悪化した場合も含めて、あらゆることを二者間で処理しなくてはいけなくなります。

直接契約のデメリット具体例

  • 家事代行サービスの契約書
  • 決済方法 (クレジットカードは使えない)
  • 損害保険 (スタッフが加入しないとリスク増)
  • 苦情は直接

何も問題なく、二者間で家事代行サービスの提供・利用ができれば理想的ですが、そうなるとも限りませんよね。

料金って本当に安くなる?

なお、料金が安くなることがメリットだと上記でお伝えしましたが、利用者が支払う金額と、スタッフが受け取る金額の差はどれくらいあるかご存知ですか?

タスカジの場合

タスカジでは、スタッフ自身が6段階 (プランA~F) の料金設定のうち、1つを選択します (選択には制約あり)。

さらに、定期利用かスポット利用かで違ってきますが、利用者の支払額は、下記のようにスタッフの受取額とサービス利用料に分かれます (以下の画像を参照)。

タスカジの利用料内訳 (引用:タスカジの料金)
  定期 スポット
- スタッフの受取額+サービス利用料
(=利用者の支払額)
スタッフの受取額+サービス利用料
(=利用者の支払額)
プランA 1,230円+270円 (=1,500円) 1,230円+520円 (=1,750円)
プランB 1,350円+400円 (=1,750円) 1,350円+550円 (=1,900円)
プランC 1,530円+370円 (=1,900円) 1,530円+650円 (=2,180円)
プランD 1,680円+500円 (=2,180円) 1,680円+780円 (=2,460円)
プランE 1,840円+620円 (=2,460円) 1,840円+900円 (=2,740円)
プランF 2,150円+590円 (=2,740円) 2,150円+840円 (=2,990円)

上記一覧で言う「サービス利用料」とは、つまり運営会社に入るお金のことです。

思ったより少ないと感じませんか?

直接契約するとしたら、このサービス利用料分が丸々なくなるわけではない (それだと、スタッフの受取額が増えない) ので、サービス利用料の半額をスタッフ受取額に上乗せするのが落としどころかもしれません。

つまり数百円です。

となると、利用者にとってもスタッフにとってもメリットは小さくなり、リスク・デメリットが大きくなるでしょう。

CaSy (カジー) の場合

CaSy (カジー) の場合は、スタッフ受取額とサービス利用料の内訳は公表されていません。

利用料金は、以下のようになっています (掃除代行の場合)。

 

CaSy (カジー) の利用料内訳 (引用:CaSy のご利用料金)
  定期 スポット
1週間に1回 (2時間~) 2,560円 -
2週間に1回 (2時間~) 2,670円 -
4週間に1回 (2時間~) 2,780円 -
1週間に1回 (1時間) 2,900円 -
今回だけ - 2,900円

ただし、CaSyのスタッフ募集ページを見ると、時給が以下の金額であることが分かります。

  • 基本…1,500円
  • 指名あり…1,710円
  • 指名+昇給…1,710円+α

タスカジよりは、運営会社の取り分が多いようですが、それでも、差額が1,000円~1,400円です。

この半額である500円から700円を基本給に上乗せするのが落としどころになるでしょうか。

さらに、CaSy (カジー) の場合、交通費は別途700円となっていますが、直接契約になったら実費になってしまうかもしれません。

つまり、700円より高くなることもありえます。

交通費が上がることを考慮すると、タスカジと同様、大して料金がオトクにはならないのではと思います。

つまり、アカウント停止というリスクを冒してまで、直接契約するほどの利点はあまり感じられません。

家事代行サービスのスタッフと直接契約・まとめ

家事代行サービスを直接契約すると、利用料が安くなるというメリットは確かにありますが、それを上回るリスクやデメリットが存在することがお伝えできたと思います。

「発覚しなければいい」と思うかもしれませんが、利用者もしくはスタッフから「もちかけた」だけで発覚するリスクはもちろんあります。

実際に、タスカジから送信されたメールをご紹介します (抜粋)。

利用規約にて直接取引の実施が確認された場合の損害賠償額を定めていますが、これまでに違反が確認されたものにつきましては、当社より損害賠償請求を行っており、実際に損害賠償金の支払いになったケースが発生しています
なお、直接取引の実施が疑われるような対応が確認された場合にも、一旦アカウントを停止し関係者へのヒアリングを進めるなど、厳重に確認をさせていただいております。

引用:「タスカジにおける禁止行為「直接取引」に関する重要なお知らせ」のメール

利用規約通りの損害賠償請求が行われていることがお分かりいただけると思います。

1時間あたり、ほんの数百円を得しようとしただけで、30万円の違約金を支払う羽目になるのは、全く割に合わないですね。

家事代行サービスの利用料を安く抑えるコツ

数百円を直接契約で安くしようとするのではなく、安全に安く上げる方法がいくつかあるので、ご紹介します。

ポイント

  • スポット利用より定期利用を選択
  • クーポン・キャンペーンを利用
  • 紹介をしてクーポンを入手

1つ目は「スポット利用より定期利用」です。つまり、1回きりの利用よりは、4週間に1回などの利用方法の方が、数百円オトクになります。

2つ目は、「クーポン・キャンペーンを利用」することです。常にクーポン・キャンペーンが利用できるとは限りませんが、こういったオトク情報をうまく活用すれば、少しでも安く利用ができます。

ポイント

初めてCaSy (カジー) を利用する場合は、1000円オフになるクーポン (コード: vAtzm) を利用できます。詳しくはこちら:

家事代行カジーのクーポンコード【1000円割引】|クーポン利用方法

続きを見る

また、CaSy (カジー) では、1度サービスを利用すると自分専用のクーポンコードが発行されます。

そのクーポンコードをお友達や知り合いに伝えて、サービスを利用してもらうと、1000円オフの紹介クーポンがもらえます (紹介の回数に制限なし)。

ぜひ周囲に勧めながら、自分もトクしちゃってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

カジー (CaSy)

家事代行サービスを初めて利用するなら、カジー (CaSy) がいちおしです。ウェブで、会員登録からサービスの予約まで完結できるからです。家事代行サービスを利用したい!と思い立ったら、面倒な手続きなしに訪問日時が決められます。定期利用なら1時間2,560円~です。

タスカジ

業界最安値水準と謳っている、税込1,500円から家事代行サービスを依頼できるという点がオススメポイントです。タスカジのシステム上で、サービス依頼する際、スタッフのレビューやプロフィールを確認することができますので、希望に沿ったスタッフを見つけられます!

 

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