先日、料理代行を利用して作ってもらったメニューは10品でした。
そのうち、冷凍保存できたのは3品で、あとは冷蔵庫で保存し、冷蔵保存のものから早めに食べるようにしました。
梅雨明け後の6月で暑い時期だったため、私の心配は「冷蔵保存した食べ物が傷んでムダになってしまわないか」、ということでした。
幸い、お腹をこわすことなく、すべておいしくいただくことができましたが。
これから夏に向けて、さらに食品が傷みやすい季節になりますが、どうすれば日持ちさせつつ、おいしくいただくことができるか、料理代行を利用する際に気を付けるポイントをまとめました。
当記事は、料理代行を利用するにあたり、以下のような疑問をお持ちの方向けに書きました。
・傷む前に食べきれるかな?
・急に外食の予定が入ったらどうしよう?食べ物をダメにしたくない。
ポイントは以下の3つです:
- 冷凍保存できるものを多めにリクエスト
- 冷凍するなら1食分ずつ保存容器で保存
- 冷蔵保存のものは食材に注意
実際に作ってもらったもの
まずは、私が料理代行サービスを利用して、作ってもらったものをご紹介します。
ちなみに、マッチング型家事代行サービスの【タスカジ】 を利用しました。
利用したときの体験談は以下の記事にまとめています。よろしければどうぞ。
-
一人暮らしがタスカジの料理代行を使ってみた|当日編
続きを見る
- 煮込みハンバーグ
- マカロニグラタン
- ハニーマスタードチキン
- アクアパッツァ
- ロールキャベツ
- ジャーマンポテト
- コールスローサラダ
- カプレーゼ
- バターライス
- キノコリゾット
冷凍保存できたもの
全メニュー10品の中で、冷凍保存できたものは以下の3品です。
- アクアパッツァ
- 煮込みハンバーグ
- バターライス
冷凍した後は、食べるタイミングで電子レンジで解凍しました。
どれも、食感、味、匂いすべてにおいて全く問題なくおいしさをキープした状態でいただくことができました。
なお、冷凍保存とはいえ、早めに食べた方がおいしいので、料理代行利用日の6-7日後には完食しました。
エビ、ベビーホタテ、ブロッコリーは予想どおりおいしかったのですが、予想以上においしかったのは、白身魚です。
白身魚を冷凍すると水分が抜けてパサパサになるのかと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。
冷蔵保存したもの
一方、以下の食材は、冷凍には向かないとのことで、冷蔵保存をしました。
- キャベツ (←ロールキャベツとコールスローサラダ)
- じゃがいも (←ジャーマンポテト)
- モッツァレラチーズ (←カプレーゼ)
- マカロニ (←マカロニグラタン)
コールスローサラダやカプレーゼは、冷たい状態でいただくので、冷凍⇒解凍したくないですね……。
キャベツ、じゃがいもは冷凍することによる劣化が顕著だということをネットで調べて知りました。
余談ですが、よく冷凍のフライドポテトとかありますが、食感が劣化するといった話は聞かないので、冷凍のフライドポテトはどういう原理なんでしょう……?どなたか教えてください。
ロールキャベツは食べるのが惜しかったので、ぜひとも冷凍保存をして、ここぞ (?) というときに食べたかったのですが、残念でした。
でもホーロー容器 (以下の画像を参照) に保存していたので、直接ガスコンロにかけて温めることができました。
また、同じキャベツで作ったコールスローサラダですが、こちらには、ツナ、コーン、にんじん、きゅうりが入っていて水分が多い上に、味付けにはマヨネーズが使われています。
調べたところ、マヨネーズを調味料として使った場合は、消費期限が約1日だとか。
実際のところ、私は、3-4日ほどかけて少しずついただきました。ちょっとリスクがあったようで、次回は気を付けないといけないですね。
モッツァレラチーズの入ったカプレーゼは、冷凍したとしても、電子レンジで温めるわけにもいかないので、冷蔵保存で早めにいただきました。
最後に、グラタンについては、もしかしたら冷凍でもいけたかもしれません。
が、1400mlの容器に入っていたため、冷凍してしまうと1食分を取り分けるのが大変そうだったため、冷蔵保存にしました。
その他
以下は、冷凍保存できたようですが、冷蔵保存をし、早めに食べました。
牛乳が入っていたため、こちらも冷蔵庫に長く保存することは難しそうだったためです。
- キノコリゾット
また、以下は量が少なめだったので、料理代行当日の夕食として食べました。
- ハニーマスタードチキン
他に、コールスローサラダとバターライスをとりわけて食卓に並べました。
なお、調理済みの鶏肉も、冷凍保存ができるようです。
こうすべきだったという反省点
実際に料理代行を利用して、こうすべきだったという反省点を以下に挙げていきたいと思います。
利用する前は、ほとんど考えが及びませんでしたが、実際に利用してみると、見えていなかったポイントがいくつか見えてきました。
冷凍保存できるものを多めに依頼すべきだった
冷凍保存できるのは、バターライス、煮込みハンバーグ、アクアパッツァだけとわかって、内心しまったと思いました。
できるだけ食品を傷ませずに保存するために、冷蔵ではなく冷凍しようと思っていたからでした。
冷蔵保存をすることで、食品が傷まないかを心配しました。
あと、傷ませてはいけないと思うことがプレッシャーになってしまい、早く食べなきゃと思いながら食べたくなかったというのもあります。
全部とは言わないまでも、半分以上は冷凍保存できるだろうと期待していました。
残念ながら、冷凍保存できるのは数品だったので、これは私の依頼の仕方がよくなかったことに気が付きました。
次回は、「冷凍できるものを多めに」という依頼内容を伝えようと思いました。
冷凍保存用に小分けの容器を用意すべきだった
今回は、冷凍保存できたのが数品でしたが、それでもあまり小分けのことを意識していなかったので、大きな容器のままで冷凍をしました。
いよいよ食べようかというときに、容器ごと取り出し、電子レンジで温めました。
凍っているために1食分を取り出すのが難しかったので、一旦まるごと温めてから1食分を取り出し、残りは冷蔵保存をしました。
アクアパッツァは2食分、煮込みハンバーグは3食分ありました。
冷凍状態ではないので、急いで食べなければなりませんでしたが、2食連続で同じものを食べるのは平気なので、解凍してから1日-1日半ほどで完食しました。
保存容器をAmazonで買うときに気付けばよかったのですが、保存容器が足りなくならないように、ということばかりに意識が行っていて、食べるときの利便性はあまり考慮していませんでした。
冷蔵分はカチコチになることはないので、気にしなくてもいいかもしれませんが、冷凍分は、必要な分だけ温められるように、1食分の保存容器を沢山用意するべきだったということに気が付きました。
オススメ保存容器をプラスチック製、ガラス製それぞれでご紹介しています。
以下の記事もあわせてどうぞ。
-
一人暮らし向け|つくりおき用プラスチック製保存容器3選
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-
一人暮らし向け|つくりおき用ガラス製保存容器3選|料理代行にも
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冷蔵保存するものは食材に注意
例えば、コールスローサラダは、前述のとおり、水分の多い野菜 (キャベツ、きゅうり等) が入っている上に、マヨネーズを使用しているため、傷みが早いことが分かりました。
冷蔵保存を前提としている食品は、食材・調味料それぞれにおいて日持ちの観点で注意すべきことが分かりました。
この辺は、料理代行のスタッフさんと事前に相談しておいた方がよさそうです。
利用した【タスカジ】
では、事前にスタッフさんとメニュー、食材、味付けなどについて、相談できたのがとてもよかったです。
料理代行サービスの中には、事前の相談ができず、当日ある食材で料理するところもあるのだとか……!
長く保存するための知恵として、漬物 (またはピクルス) のように塩分を多めに加えた食品がありますが、そういったものもメニューに加えるのも一つの手かもしれません。
以下は、「つくおき」に掲載されているレシピですが、こういったものを依頼したらよかったかな、と思っています。
料理代行での作り置きを日持ちさせる方法・まとめ
今回は、実際に料理代行を利用した経験を踏まえて、日持ちするメニューという観点での反省点を中心に記事にしてみました。
できるだけ日持ちさせるポイントは以下の3つです:
- 冷凍保存できるものを多めにリクエスト
- 冷凍するなら1食分ずつ保存容器で保存
- 冷蔵保存のものは食材に注意
特に夏場は食中毒の危険も高まるため、できるだけ安全に保存し、おいしくいただきたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。