家事に手が回っていないから料理代行を利用したいけど、料理代行を頼んで口に合わなかったらイヤだな…。
そんな不安を持つのも当然です。
せっかくお金を払ってサービスを受けるのですから、おいしい料理を作ってほしいですよね。
実際に料理代行サービスを利用した私の実体験をもとに、どうしたら口に合わない料理やまずい料理を避けられるかを考えてみました。
ポイントは以下の3つです。
- その1:メニューや味付けの依頼の仕方
- その2:料理代行サービスの選び方
- その3:一度であきらめてはダメ・育てよう
詳しく見ていきましょう。
料理代行の料理でおいしかったもの・いまいちだったもの
料理代行で作ってもらったメニューは以下のとおりです。
- 煮込みハンバーグ
- マカロニグラタン
- ハニーマスタードチキン
- アクアパッツァ
- ロールキャベツ
- ジャーマンポテト
- コールスローサラダ
- カプレーゼ
- バターライス
- キノコリゾット
私からのリクエストは「洋食」で、スタッフさんの得意なものを作ってほしいということと、冷蔵庫にあった残り物の食材を伝えたところ、上記のメニューが提示されました。
おいしかったもの
まず、おいしかった料理はこちらです。
- ロールキャベツ
- ハニーマスタードチキン
- マカロニグラタン
- カプレーゼ
群を抜いておいしい!と感じたのが、ロールキャベツです。
自分で作ったことがあるかどうか記憶にないくらい、私のレパートリーからは遠い存在です。
小さいサイズを5-6個ではなく、大きめサイズが2つ作ってあったのが、とても良かったです。
食べ応えがあって、満足感がありました。
次にハニーマスタードチキンです。
自分で1度たりとも作ったことのないメニューです。
今回、ハチミツと粒マスタードは常備していなかったので、食材と一緒に用意しました。
内心、1品のために2つも調味料を用意するのは面倒だな、と思いましたが、ハチミツと粒マスタードなら、それぞれ今後の使い道がたくさんあるので、まぁいいかなと買いました。
実際、これもハチミツとマスタードでこんなにおいしくなるのか!と思うくらい、おいしかったです。
写真の通り、量が少なめだったので、もっとあったらいいなと思ったほどです。(上記写真右上)
続いて、マカロニグラタンです。
マカロニグラタンは、マカロニをゆで、ホワイトソースとからめ、オーブンで焼き……と「手間暇かけて食べるの一瞬選手権」ナンバーワンのお料理なので、作ったことはありません。
食べるのは好きなんですが。
作ってもらったマカロニグラタンは、全メニューの中で一番多く作って (1400mlのハリオのガラス容器いっぱいに) もらったので、少しずつ取り分けて、レンジで温め直して食べています。
牛乳が入っているので、早めに食べなくてはと思いつつ、少しずつ食べるのが楽しみです。
最後に、カプレーゼです。
これまた作ったことがない一品でした。以下の記事に書きましたが、乾燥バジルの粉末を買うかどうか迷いましたが、買ってよかったとしみじみ思いました。
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一人暮らしがタスカジの料理代行を使ってみた|準備編
続きを見る
少し塩加減が強めでしたが、食材 (トマトとモッツァレアチーズ、オリーブオイル、バジル) がうまく調和していたので、さほど気になりませんでした。
4回に分けて食べましたが、ワインがあったら、一度に全部食べてしまっていたかもしれません。
いまいちだったもの
作ってもらったのに、こんなリストを作るのも少々心が痛みますが、あえて書きたいと思います。
今回は、「まずい」を回避するためのブログ記事だからです。
以下が、口にしてみたときに、「なんか違う」と感じたものです。「まずい」までは全くいかないものの、口に合いませんでした。
- キノコリゾット
- コールスローサラダ
- ジャーマンポテト
キノコリゾットは、冷凍庫にあっただいぶ古いエノキを入れて調理してくれました。
ところが、長い間、冷凍庫にあったために、風味がだいぶ落ちていまして、食べた瞬間、エノキのなんとも言えない古い (?) 香りが鼻を抜けていきました。
これは完全に私のミスです。捨てておけばよかったと反省しています。
次にコールスローサラダですが、味はとてもよくて、むしろ想像していたコールスローサラダよりおいしかったです。
ただ、よく考えてみたら、私、コールスローサラダがあまり好きではなかったことに気が付きました。
嫌いというわけではないのですが、あえて作ってもらいたいもの、食べたいものではありませんでした。
最後に、ジャーマンポテトです。
バターが少し入っていて好きな味付けではあったのですが、少し塩が多めでした。
あと、こう言ってはよくないんですが、ジャーマンポテトなら私でも作れるかな……と。自分が作れないものを作ってほしかった……と。
つまり、私は料理代行というサービスに、自分では作れない、グレードアップした料理を求めていたことに気が付きました。
以上の私の料理代行利用の体験を踏まえて、次回料理代行サービスを利用するならこうしようと思ったことを3つ、順に紹介したいと思います。
その1:メニューや味付けの依頼の仕方
依頼の仕方について、コツを3つご紹介します。
メニューはよく吟味して依頼する
あまりよく考えずに、提示されたメニューをそのまま受け入れてしまったという反省からです。
提示されたメニューひとつひとつに、自分が本当に食べたいものか、そのメニューの名前を聞いただけで、ワクワクするか?楽しみか?を自問するのがよいですね。
以下のメニューは、見た瞬間、食べたい!という気分になりました。
- カプレーゼ
- ロールキャベツ
- ハニーマスタードチキン
絶対おいしいはず!と思ったのです。まさに無意識に「食べたい」と思っていたものと合致したような気分でした。
一方で、以下は嫌いじゃないけれど、特に好きというわけでもなく、あえて作ってほしいものではありませんでした。
- コールスロー
- ジャーマンポテト
というのを、食べた後に気付きました。
メニューを決める段階で、「食べたいか食べたくないか」を考えるのってとても大事ですね。
満足いく料理を作ってもらうためには、利用者としても積極的にメニュー決めに関わらなくては、と気が付きました。
手持ちの食材のどれを使ってほしいか考えて依頼する
料理代行では残っている食材を伝えると、それを活用してくれます。
が、その食材を使った料理を本当に食べたいかをよく考えることをお勧めします。
私は、冷蔵庫内の食材、米、缶詰を消費しなくてはと思い、あるものをあるだけ伝えたのですが、活用してほしい食材だけを伝えればよかったと気が付きました。
米や缶詰は、賞味期限が近づいていたり、特別に作ってほしい料理でなかったりするのであれば、自分で料理するときに使えばよかったんです。
また、古い食材は見切りをつけて、捨てておくべきですね。
でないと、まだいけるかも、と思って、キノコリゾットに使ってもらったエノキのようなことが起こります。(上記「いまいちだったもの」を参照)
味付けは薄味で依頼する
今回、味付けは「普通」でお願いしました。
そして、今回作ってもらった10品のうち、味付けについては以下のように感じました。
- 薄味だと感じたものはゼロ
- 濃いめだと感じたものは2品 (カプレーゼやジャーマンポテト)
これを防ぐには、薄味で依頼したらいいのではないかと考えています。
全部薄味になったらおいしくないんじゃないかと思われるかもしれませんが、塩が足りない分には足すことができますが、塩が多かったらもうどうにもできません。
ですので、次回、料理代行を依頼するときには、「ほんの少し薄味で」と伝えるつもりです。
味付けは人によって感じ方が違うので、一品一品違うように感じるのはごく当然かもしれません。
全品を味見するわけにもいかないですし、自分で対策をするなら、「薄味」で依頼するのがよいでしょう。
その2:料理代行サービスの選び方
一番のオススメは、料理代行スタッフのプロフィールが見える家事代行サービスを利用することです。
世の中には家事代行サービスはゴマンとあるのですが、運営会社がスタッフを派遣する派遣型の場合、どんな人が料理代行に来てくれるのか、依頼時点では見えません。
研修の有無だったり、家事歴の長さは確認できることがありますが、何を得意としているかが全くわかりません。
ですので、マッチング型でスタッフ個人のプロフィールが見えるところ、つまり、どんな資格を所有していて、何料理を得意としているのか、どんな経歴があるのかが分かると作ってもらう料理を想像でき、ミスマッチを防げるでしょう。
たとえば、【タスカジ】 やキッズラインだと、依頼する際にスタッフ個人のプロフィールが確認できます。
なお、同じマッチング型のカジー【CaSy】 は、スタッフのプロフィール (自己紹介) が確認できるのは、マッチングした後になります。
その3:一度であきらめてはダメ・育てよう
家事代行スタッフは、知識と経験を持ち合わせている人がほとんどのはずです。
ゼロから知識も経験もない人を育てるよりは、実際に来てくれたスタッフを自分好みに料理を作ってくれるように、慣れてもらう・覚えてもらう方が近道です。
自分の好みの食材、味付け、調理方法、保存方法 (冷蔵保存・冷凍保存)、少しずつ覚えていってもらい、慣れてもらうのもいいでしょう。
私は掃除代行を数回利用しましたが、我が家を掃除してくれたスタッフのうち、一番相性の良かった人に、継続的に来てもらおうと決めました。
それでも完璧というわけではないので、少しずつ、サービスの利用ごとにフィードバックをしながら、私の好みにもっと合うようにしていきたいと考えています。
今回、料理代行に来てくれたスタッフさんには、味が濃かったお料理については伝えました。また、次回もお願いしたいと思ったためです。
その際には、本当に作ってほしい料理をよく検討してから、依頼しようと考えています。同じ轍を踏まないように……。
コストを抑える方法
それでは、どこの家事代行サービスを利用したらいいでしょうか。
口に合わない料理が出てきたら、料理代行サービスのコストがムダになってしまうかもしれないですから、少しでもオトクに利用したいですよね。
そこでオススメなのが、期間限定のキャンペーン、割引クーポン、お試しプランなどを利用して、料理代行サービスの利用料そのもののコストを抑えることです。
オススメは、以下の3社です。
タスカジ | カジー | キャットハンド | |
社名 | 株式会社タスカジ | 株式会社CaSy | 株式会社アプメス |
設立 | 2013年11月 | 2014年1月30日 | 1996年8月21日 |
タイプ | マッチング型 | マッチング型 | 派遣型 |
スポット最低料金 |
1,750円x3時間 ※安さダントツ! |
2,900円x2時間~ | 4,048円x2.5時間 |
定期最低料金※ | 1,500円x3時間 (週1/隔週)
※安さダントツ! |
2,780円x2時間~ (月1) |
3,938円x2.5時間 (月2) |
交通費 | 実費 | 一律700円 | 一律900円 |
対応エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・滋賀県・秋田県湯沢市・茨城県・和歌山 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・京都・兵庫・宮城・愛知 | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
対応時間 | AM 9:00-12:00 PM 13:00-16:00 夜 18:00-21:00 |
8:00-20:00 | 9:00-18:00 ※早朝深夜は25%割増 |
各社ウェブサイト |
タスカジ
まずは、私のイチオシの【タスカジ】 です。
3時間固定ではありますが、1時間1,500円からなので、1時間あたりの料金を抑えることができるからです。
この機会に、この人がいい!というスタッフさんを見つけてみてくださいね。
カジー
次に【CaSy】 です。
【CaSy】 はタスカジと同じく、マッチング型家事代行サービスなので、アカウント登録から予約までがウェブ上で完結します。
1,000円オフのクーポンがありますので、ぜひご利用ください。
1000円オフになるクーポンコードはこちら:
vAtzm
以下の記事で、1,000円オフのクーポンコードの使い方をご紹介していますので、よろしければどうぞ:
-
家事代行カジーのクーポンコード【1000円割引】|クーポン利用方法
続きを見る
\家事のプロに任せて自分の時間を作ろう/
※ウェブでアカウント登録から予約まで完了できます
キャットハンド
最後にキャットハンドです。
派遣型の【家事代行サービスのキャットハンド】 は、上記のカジーやタスカジと異なり、運営会社がスタッフの選定を行ってくれます。
そのため、少し時間がかかるのが難点ですが、プランナーがついてくれるので、質問や要望を聞いてもらうことができます。
【家事代行サービスのキャットハンド】 では、「猫の手料理トライアル(初回のみ)」が用意されています。
時間単価が2,300円(税込2,530円)とオトクとなっています。
このお試しプランを利用することで、コストを抑えながら料理代行サービスを受けることができます。
料理代行の料理が口に合わない・まずいを避けるための3つのポイント・まとめ
料理代行サービスを利用すれば、必ずしもおいしい料理が出てくるわけではありません。
好みや味の感じ方は、人によって様々だからです。
でも、誰しも口に合わないものをあえて食べたいとは思いませんよね。料理代行での口にあわない・まずい料理を回避するためのポイントは、以下の3つです。
- その1:メニューや味付けの依頼の仕方
- その2:料理代行サービスの選び方
- その3:一度であきらめてはダメ・育てよう
これから料理代行を利用する方にとってお役に立てれば嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。